PR TIMES

株式会社PR TIMESの概要

株式会社PR TIMES（ピーアールタイムズ）は、東京都港区に本社を置く日本の広報支援企業です。2005年に設立され、企業や官公庁、自治体向けのプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営しています。このサービスはメディア関係者だけでなく、一般の人々もアクセスできるため、幅広い情報発信が可能です。

主な事業と実績

PR TIMESは、2021年2月時点でなんと5万社以上の企業に利用されており、特に上場企業の50％がこのサービスを利用しています。月間で配信されるプレスリリースの数は2万本を超え、ページビューは6000万を超えることもあります。このように、PR TIMESは広報活動の重要なプラットフォームとして確固たる地位を築いています。

全国の主要な新聞社（朝日、産経、毎日、読売）のデジタル版を含む約200のメディアと提携しており、これにより実質的に情報の拡散力が向上しています。提携メディアには原文を転載することができるため、より多くの読者に直接的にアプローチすることが可能です。

業務内容

PR TIMESはプレスリリースの配信だけにとどまらず、様々なサービスを展開しています。具体的には、ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」、効果測定ツールの「Webクリッピング」、動画PRサービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」の運営など多岐にわたります。また、クラウド型の情報整理ツール「Tayori」や、タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」も提供しており、これらは企業の広報活動をさらに充実させるための重要なツールとなっています。

沿革

PR TIMESの歴史は2005年12月に設立した株式会社キジネタコムに始まります。その後、2007年に商号を現在の「株式会社PR TIMES」に変更し、同年4月にはプレスリリース配信サービスをスタートしました。2016年には東証マザーズに上場し、2018年には東証一部へと市場変更を果たしました。また、2020年には完全子会社である株式会社マッシュメディアを吸収合併し、事業の拡充を図っています。

特筆すべきプロジェクト

特に注目すべきは、PR TIMESが新型コロナウイルスの影響を受けた小規模事業者とPR事業者を結ぶ「4 MEETSプロジェクト」を立ち上げた点です。このプロジェクトは、緊急事態宣言の影響で困窮する事業者に対して広報活動の機会を提供し、支援を行うことを目的としています。

まとめ

株式会社PR TIMESは、企業や機関の広報支援に特化した様々なサービスを提供することで、日本のPR業界において重要な役割を果たしています。プレスリリースの配信をはじめ、効果測定、情報整理、動画制作など、そのサービスは多岐にわたります。これからもPR TIMESは企業の広報活動をサポートし続け、業界の発展に寄与していくことでしょう。

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